あおぞらマーケットからのお礼のことば

南部町で小さな朝市始めました。出会った人に伝えきれない思いを書きます。

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自然界の微生物を利用する。

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見つけて驚いた三葉の松、普通に二葉の松の中にまぎれてました。

乳酸菌で肥料を作ろうとしています。

 

 農業ではいろいろな肥料を使います。

例えば、化成肥料と言って科学的に作った純度の高いすぐ効くもの。

それから、油粕、鶏糞などの昔ながらのちょっと加工した肥料。

そして最近いろいろ勉強している微生物を利用した肥料です。

 

これに着目したのは、化成肥料が今まで使いやすく

少量で効果が出るので私にはありがたかったのですが

土が化学反応して、だんだんと固まってきているような気がしていたのと

連作障害ではないのですが、いろいろ工夫してみても

続けて同じものを育成しようとすると病気が出るように思い始めたからです。

 

うちの柿にも葉っぱが早いうちに落ちる病気が出ることが多くなってきて

消毒とかもしたのですが、老木だから仕方ないという風に

言われることも多く、改善策を考えていました。

それが乳酸菌を利用する肥料。

もうすでに緑肥としてヘアリーベッチを採用しているので

乳酸菌を入れたら、少しかもしれませんが

病気を防ぎつつ緑肥を早い段階で分解できるのではないか

と仮説を立てて始めました。

 

しかも材料が手に入りやすいというメリットもあって

昨日取り組み始めました。

材料は

・米のとぎ汁

・牛乳

・米ぬか

・これに少量の油粕

ほとんど自分の生活からでるものでできるので安上がりでした。

 

乳酸菌は米のとぎ汁から取り牛乳を混ぜて数を増やします。

そしてある程度発酵したら、米ぬかと油粕を混ぜて

ビニール袋などに詰めてさらに発酵させます。

 

夏場は一週間でできるそうですが、

しばらくこれで寝かしておけばOK。

私はこれを柿畑と、自分の畑で実験してみようと思います。

 

実はほぼ同じような材料にEM菌を入れて「EMぼかし」や

納豆菌を利用したものもあるようで、

いずれそれも実験してみたいと思っています。

 

うちは大手と取引するわけではなく、選果場に出すわけではないので

農薬や肥料については結構自由です。

農協も通してないので購入先も自由。

 

そんな環境を生かす方法がないかと思って始めた計画です。

あとは成功させて、みんなでおいしく食べるだけですが

実はそれが一番難しいと感じています。

 

もう一個のブログも今回はちょっと農業でした。よかったら見てください。

otousannnosigoto.hatenablog.com

 

 

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