あおぞらマーケットからのお礼のことば

南部町で小さな朝市始めました。出会った人に伝えきれない思いを書きます。

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涼しい柿畑にしよう。

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うちの柿畑。枝の下に棒を入れています。

 

暑さは柿にとっても大敵です。
 

こんばんは田舎のお父さんです

今日は暑かったですね 。人間も暑いとしんどいのですが

実は農作物は もっと 暑さに敏感です

というか見えてないところで 植物と暑さとの戦いが始まっています。

 

例えば葉っぱ よくしおれた葉っぱを見ることがありませんか

あれは 中学の理科で習った時の蒸散作用といって 葉っぱを守るために

水分を蒸発させ、葉の表面温度を下げるるために どんどん水を外に出す作用です。

そのため 暑いと 葉っぱがしおれるのです。

 

それを防ぐためには方法は二つあります 今日はそれをまとめたいと思います。

 

 こんな話

1  水を給水する

2 風の通り道を作る

まとめ 

今回の事に関して言えば 最も適当なのは水やりをすることでしょう。

大きな農園の柿畑では スプリンクラーなどで水をまいたりすることもあります。

うちのような 小さい柿畑では 汲み上げ式のエンジンポンプで

水を撒くこともありますが、極めて不経済です

ガソリン代もかかりますし みずも 水道水を使おうと思ったら

莫大なお金がかかりますし 川から水を汲む応答するとエンジンポンプの

ガソリン代が2倍になります。

ですので大きいとこなら収益が取れるのですが

小さい所ではほとんど赤字になってしまうので

これはなるべくしないです。

 

ではどうするのかと言うともう一つの作戦です。

風の通り道を畑の中に作ることによって 空気で冷やすんです。

 

そのためにまず最初にやることは 不要な枝や不要な葉っぱを

剪定して落とすことです 。

この春からずっと剪定剪定とこだわっていたのは

実は ここにつながります。

なるべくコスパがよく安く美味しい柿を届けたいと思うと

この作業が今年のポイントでした。

 

剪定だけでは不十分なのでもう一つ行ったことがあります

それは 柿の実の重みでだんだん下がってきた枝を 高さを上げることです。

枝の先の方の 固い部分に 下から竹などでつっかえ棒を入れることで

枝を持ち上げることができます。

そのため 土曜日は知り合いの 放置されている竹林に入らせていただき

ヤブ蚊と戦いながら10本 竹を切り枝を落とし竿を用意していました。

 

それを持って書き畑に範囲 ひもで結わえて申し上げると風が通り始めました。

それでも不十分だなぁと思い周りを見渡すと 防風林が 枝が伸びてきていて

邪魔をしそうだったので防風林の枝を落としました。

これでうちの畑の風で冷やすという作戦は完成しました

まとめ

かつて上手なかき畑手入れが行き届いてる柿畑に遊びに行ったことがあります。

それは確か中学生の時だったと思うんですが お盆が近い時期だったのに

随分涼しいという風に感じたのを覚えています。

その時は日陰に入るからそうなのかなと思っていたのですが

今思えば風を通すのが非常に上手だったように思います。

思い出補正があるのかもしれませんが

それに近づく柿畑を作っていこうと思います。

 

今日もお読みいただきありがとうございました

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