あおぞらマーケットからのお礼のことば

南部町で小さな朝市始めました。出会った人に伝えきれない思いを書きます。

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柿畑に人懐こいカラスが来ました。

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柿畑に潜んでいた大物のギシギシ。燃料を入れるポンプに負けない大きさです。

もしかしたら誰かご先祖様の

使いかもしれない・・・

 

 柿畑に昨日から入りまして、草刈りをしたり

枝の様子を見たり、若木には支える支柱を立てたりとしていました。

 

そうするとどこからともなく高い声が聴こえます。

それは一羽の若いカラスでした。

 

どうやらこのカラス人間の警戒心があまりないようで

草刈り機を回していても、近くによって作業をしても

全く逃げません。

 

最初は橋の方の木にとまって虫なんかを食べている様子でしたが

だんだんと近づいてきてしまいには、

頭の上の木の枝にも止まっていました。

 

しばらく、私も初めてのことだったので

カラスに見とれてしまったんですが、

本当に黒い羽根が若々しくて日に当たると黒と言うか青い色に

輝いていて、くちばしの黒も本当に深い黒でした。

そして、写真を撮ろうとスマホを構えたら飛んでいきました。

 

この辺だけかもしれませんが、年寄世代の人は

動物や虫が人がいる場所に来ると

「心配して見に来た。」と言います。

 

それはその来た動物が、先祖さんとか死んだ人が様子を見に

動物の姿を借りてきたという風に考えるからです。

 

今回のカラスもこんなに一緒に畑で時間を

過ごしたカラスはいないので

ヘアリーベッチで緑肥をしたり剪定少なめの枝で

葉っぱを増やす作戦の柿畑が不安になって

誰かたずねてきたのかもしれません。

 

思えばうちの母を除けば、ここまでに自分より年上で

作業を年間通して畑でした人はいなくなりました。

 

まだ自分が一番長く働いた人というには

20年近く会ってたぶんそこまではできない気もするのですが、

それでも何かがんばろうという気が

このカラスと出会って出てきました。

 

ちなみにこのカラス、帰るときにもう一回とんできました。

もしかしたら巣を作る場所を探しているのかもしれません。

 

 

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